「頑張っているのに成果が出ない」
「どれだけ動いても契約に繋がらない」
そんな経験、ありませんか？😔
かつての私もそうでした。
根性を信じ、行動量で勝負しようとする。
でも、うまくいかない。
その原因は──努力不足ではなく、“準備不足”。
営業歴20年の今だから断言できます。
結果は、始まる前に決まっている。
商談の成功率は、どれだけ準備したかでほぼ決まるんです。
🔍失敗の原因は「準備不足」にある
営業現場を見ていると、
多くの人が「やる気」や「行動量」を重視します。
でも、本当の差がつくのは“商談前”です。
準備を怠ると、どんなに熱意があっても結果は出ません。
なぜなら、営業はスポーツと同じ。
試合（商談）前にどれだけ“練習（準備）”したかが勝敗を決めるからです。
◆準備不足が生む３つの失敗パターン
1️⃣ 想定外に対応できない
2️⃣ 自信を持って話せない
3️⃣ 相手の期待を読み違える
たとえば、競合の価格を調べていなければ「他社は安い」と言われて沈黙。
相手の課題を理解していなければ、話がかみ合わない。
想定質問に答えを用意していなければ、焦って信頼を失う。
どれも、「準備していれば防げた」失敗です。
💭なぜ人は準備を怠るのか？
人は「自分は大丈夫」と思いたい生き物です。
心理学では、これを正常性バイアスと呼びます。
「前回うまくいったから、今回もなんとかなる」
「時間がないから、準備はほどほどでいい」
そう思って準備を後回しにした瞬間、失敗の芽が育ちます。
準備を削ることは、未来の自分から“安心”を奪う行為なんです。
💡準備力を高める３つの習慣
①目的を明確にするメモ術
商談前にノートの一番上に書きましょう👇
👉「今日の目的は何か？」
「契約を取る」ではなく、
「信頼を得る」「課題を理解する」など現実的な目的にすると、会話の軸が定まります。
目的が曖昧な商談ほど、話がブレて終わる。
明確なゴールがあると、焦りが減って堂々と話せます✨
②相手理解のための情報収集ルール
私は毎回、次の３点をチェックしています。
- 会社の最新ニュース・経営方針
- 担当者の立場・役職・過去発言（SNS含む）
- 過去の提案内容と反応
たった10分でもこの準備をしておくと、
相手に「理解してくれている」という安心感を与えられます。
③想定質問リストを作る
商談前に「相手が不安に思いそうな質問」を5つ書き出し、
それぞれに自分の言葉で答えを用意する。
たとえば：
「高いですね」→「価格ではなく、導入後の成果で比べてください」
「他社と違いは？」→「サポートと継続改善力です」
この練習だけで、当日どんな質問が来ても動じません💪
🧠商談のシミュレーションで“安心”をつくる
準備の中でも特に効果が高いのが、商談のシミュレーションです。
人は「未知の場面」で緊張します。
だから、商談を“体で先に体験”しておけば、本番でも落ち着いて話せます。
私は毎回、30分のリハーサル時間を確保しています。
想定質問を声に出し、自分の回答を録音して聞き返す。
同僚に「お客さん役」を頼むこともあります。
これを続けると、不安が減り、自信が積み上がります。
🌟実例：準備が自分を救った商談
以前、企業研修の提案で「予算がない」と言われるのを予想していました。
そのため、費用対効果（ROI）を説明するパートを徹底的に練習。
本番、まさにその質問が出ました。
私は落ち着いて、「年間生産性で見れば投資額の3倍の効果が出ます」と回答。
相手の表情が変わり、その場で契約成立✨
準備の自分が、本番の自分を助けてくれた瞬間でした。
⚡「言われたら嫌なこと」を想定する準備が最強
私は今でも、商談前に「言われたら嫌なこと」を想像します。
心理学ではこれをメンタル・シミュレーションと呼びます。
ネガティブな状況を想定しておくと、実際に起きても動じにくくなる。
たとえば──
「他社の方が安い」
「今は検討していない」
「社内の承認が下りない」
これらを事前に想定し、冷静に答える練習をします。
「嫌な想定」は縁起が悪いように思われがちですが、
実はこれが“心の準備”を整える最強のトレーニング**なんです😊
✅まとめ
- 多くの失敗は努力不足ではなく「準備不足」
- 準備をすれば、不安は安心に変わる
- 商談のシミュレーションは自信を生む
- 「嫌な想定」こそが最強の備え
つまり、準備とは未来の自分への保険です。
今日の10分の準備が、明日の堂々とした自分を支えます✨
✨私の感想
若手の頃の私は、「根性でなんとかなる」と信じていました。
でも、根性では勝てない瞬間が必ず来る。
そのときに支えてくれるのが、準備してきた自分です。
準備とは、自信を生む儀式。
そして、相手への思いやりでもあります。
だから私は今も、商談前の準備に全力を注ぎます。
堂々と話すために、安心して挑むために。
その失敗、努力不足じゃなく“準備不足”です。
明日の結果は、今日の準備で変えられます💡✨
■ ごあいさつ
こんにちは！「ピヨブログ☕」管理人のピヨです。
このブログは、営業×心理×仕事術で“売れる力”を育てるメディアとして、
営業初心者から一歩先へ進みたい人までをサポートしています。
20年以上にわたって営業の現場で学んだこと――
それは、営業は「根性」ではなく「理解」で伸びるということ。
心理学・行動経済学・AIツールなど、現代の知見を活かしながら、
“人の心を動かす営業”をわかりやすく伝えています☕
■ 経歴・実績
- 営業歴20年以上（住宅リフォーム業界）
- 現在は営業マネージャーとして、若手営業マンの育成・教育に従事
- 年間成約率80％超を維持
- インテリアコーディネーター資格取得
- AI・心理学・行動経済学を取り入れた営業研修を現場で実践中
現場では、部下の「数字」よりも「理解力」を伸ばす指導を大切にしています。
心理的なアプローチを取り入れることで、
新人でも“自然に売れる”仕組みを身につけられるようサポートしています。
■ このブログで発信していること
- 営業心理学・購買心理の実践解説
- 若手営業マンの成長法・指導ノウハウ
- AI活用による営業効率化・提案力アップ
- 仕事の思考整理・ライフハック術
- 書籍・コンテンツから学ぶ「売れる人の習慣」
■ メッセージ
このブログを訪れてくれた若手営業マンや教育担当の方に伝えたいのは、
「営業は才能ではなく、理解と仕組みで上達する」ということ。
心理学を使って人の気持ちを読む力を鍛え、
AIやツールで時間を味方につければ、
誰でも「自然に売れる営業スタイル」をつくることができます。
あなたの営業人生が、少しラクに、少し楽しくなるように――
ピヨブログ☕がそのきっかけになれたら嬉しいです。
コメント